マンションの「自主管理」とは？

【回 答】
ホームページや広告などの物件概要欄には管理形態が
記載されています。

種類は【全部委託】、【一部委託】、【自主管理】が
一般的でしょう。

全部委託や一部委託とは管理組合が管理会社へ委託料を
支払い管理業務や運営のサポートをお願いしています。

管理会社は主に、管理費の会計、修繕、理事会支援、
設備点検、清掃、管理人さんの派遣などを行っています。

○○コミュニティなどの名称は委託先の管理会社ですね。

自主管理はこのような管理業務等を委託せずに
管理組合みずから運営をしています。

清掃員の手配や設備の点検などは個別で依頼し
会計も担当になった者が行います。

最大のメリットは委託料が掛からないので、
住民個々の管理費負担が少なくて済みます。

委託料は掛からないが・・・

しかしメリットばかりではありません。

住民全員の管理意識が高いことが求められ、特定の人に
負担がかかりすぎないような配慮が必要だと思います。

また、一部の人に業務が集中すると、
管理費を着服するなどの金銭トラブルも
起こってしまう場合もあるようです。

自主管理は理想の管理形態ですが、
住民さんの意識と協力が不可欠ですね。

マンションは「管理を買え！」と、よく言われますが
重要な要素なので事前に確認しておきましょう。

ちょっと質問！
そもそも管理組合ってどのような組織なのでしょうか？

それは、マンションを所有する全員で構成されており、
マンションの維持管理を行う目的で構成される団体が
「管理組合」です。

例えば、小学校なら学級委員会のようなものです。

クラスに学級委員長、放送・給食・保健・図書・体育委員が
あるように、マンションにも理事長、副理事、会計などの
役があります。

役は、数年に一度廻ってきます。

面倒に思うこともあるかもしれませんが、
財産の維持管理なので住んでいるマンションの
実態を理解するチャンスでもあります。

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